豊島区大塚 整体院晴天 院長の青島学です。
腰部脊柱管狭窄症
坐骨神経痛を引き起こす要因として腰部脊柱管狭窄症があります。
腰部脊柱管狭窄症は、腰椎椎間板ヘルニアとは違い、基本的には体を後ろに反らすと足の痛みやしびれがおきます。
また、特徴的な症状として「間欠性跛行」があります。
間欠性跛行とは、痛みやしびれで長く歩けないが、少し休むとまた歩けるようになるという症状です。
前に屈むと楽になる、前に屈んだ状態で歩くと足の痛みがなくなる場合は、腰部脊柱管狭窄症を強く疑った方がよいでしょう。
腰部脊柱管狭窄症は、どのように起きるのか?
引用:https://www.kansetsu-itai.com/doctor/doc293.php
背骨は積み木のように骨が重なっています。
その積み木が生まれつきや年齢などの原因によって関節や靭帯が肥大し、背骨後方に通る神経のトンネルが圧迫されることで足の痛みやしびれが起きます。
注意点
腰椎椎間板ヘルニアと同様、膀胱や腸に異常を感じた場合
また、手術をしない保存療法において改善されず悪化した場合、すぐに病院に行くようにしてください。
治療方法
①後方除圧術
背骨の圧迫している部分を切除することで痛みを緩和するのが基本の手術療法とされています。
ですが、大きく切除した場合、その後の経過として4~5年は70~80%良好だが、8~10年以上になると良好な状態を維持してる方は、65%前後になるといわれています。
②保存療法(手術をしない方法)
軽度、また中等度の場合で手術を必要としない方は、約5~7割で痛みが軽減するとされています。
特に手術をしない方法で予後を左右するのは、初期の状態での治療が大きく関係します。早めの治療をおすすめします。
まとめ
間欠性跛行が疑われる場合は、すぐに病院に行くようしてください。
また上記の治療方法でもお伝えしたように早期の治療が大事になりますので、手術をしない場合早めの治療をしましょう。
最後に痛みを軽減させる方法をお伝えします。
・日常生活では、歩行時に杖やカートを使う、立っているときは10cm程度の踏み台に足をのせる。
・また睡眠時は、膝の下にクッションをひくと腰が曲がるので痛みを軽減することができます
坐骨神経痛を引き起こす要因①も合わせてご覧ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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整体院 晴天でございます。